05.05.21:18
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02.08.22:39
I got a black cat bone, I got a mojo too
黒猫の骨があるぜ、モジョの歯だってある。 I got John the Conqueror, I'm gonna mess with you ジョン・ザ・コンカラーもある、オレはお前を操ってやる。 I'm gonna make you, pretty girl, lead me by the hand すべての女がオレの思う通りになれば Then the world will know, the Hoochie-Coochie Man オレがフーチー・クーチー・マンだって誰もが認めるさ。 これはマディ・ウォーターズで有名な "I'm Your Hoochie Coochie Man" という曲の一節であるが 「黒猫の骨」 「モジョの歯」 「ジョン・ザ・コンカラー」 これらは フードゥー・マン(Hoodoo Man) と呼ばれるフードゥーのまじないを行う「まじない師」が ある、おまじないをする時に使用したそれぞれ効能のある道具だそうだ。 ちなみに フードゥー(Hoodoo)は黒人英語 ヴードゥー(Voodoo)は白人の言葉 そして先程のそれらの道具の効能とは 「黒猫の骨」 → 「逃げた女を呼び戻す効能」 「モジョの歯」 → 「ギャンブル運をもたらす効能」 「ジョン・ザ・コンカラー」 → 「金運・ギャンブル運に加えてセックスが強くなる効能」 ジョン・ザ・コンカラーとは効能があるといわれた植物の根のこと このフーチー・クーチー・マンという曲のなかで言う モジョ(Mojo) というのはアリゲーターとかアナグマとかの動物の歯のことだが 本来モジョ(Mojo)というのは フードゥの金運・ギャンブル運、女にもてるための 「おまじない」や「お守り」の総称で 小さな袋に自分の望みに効能があるとされる植物の根や動物の歯、骨などを入れて肌身放さず持ち歩き、他人に見られると効力がなくなるといわれていたらしい 同じくマディー・ウォーターズの曲の "I've Got My Mojo Workin'" というのは、「魔法をかけてやる 」という意味 あと、フーチー・クーチー・マン(Hoochie Coochie Man) については 「どんな女にもモテモテで、女をヒーヒーと喜ばせる精力絶倫男」 という、かなりいやらしい言葉だが フーチー・クーチーはモジョの同意語で もともとは「魔術によるパワーがある男」という意味 フーチーとは男性器を、クーチーとは女性器を指す黒人の俗語 そうそう、かの JIMI・HENDRIXの曲にも voodoo child という曲がある。 voodoo/四辻の悪魔伝説へつづく 最初から四辻の悪魔伝説を読む PR
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