05.06.01:34
|
01.26.20:38
玄関のチャイムを軽やかに鳴らしドアを開け、部屋の中に入ると先ほどの電話の主が出迎える。
「おお早かったな~。」 途中スーパーで買ってきた豚肉、卵をスーパーの袋ごと手渡してグラスに注がれた酒をグィッと飲み干す。 奴の名はトミー 体格もよく関西の方の出で話し上手なせいか音楽部の同級生の間では人望の厚いほうだったように思う。 おまけに一浪で一つ年上なせいかよく物を知っている。 しかしトミーの話は涙が出るほど大笑いするほど面白いのだが後日振り返ってよく考えてみると 「?」 な感じで、どう考えてもそんなことはないだろ。 と言うことが多々あり その頃から自分の関西の人のイメージは 関西の人間はたいそう面白い話をする が、しかし その面白い話はかならずしも本当の話とは限らず 関西の人間とは ただ人を笑わせるのが好き もしくは 人を笑わせる自分が好き という風な結論に達した。 つづきはこちら プロローグ3/四辻の悪魔伝説へ 最初から四辻の悪魔伝説を読む PR
|
なかなか相性が難しい。
|
|
|