04.27.06:14
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01.13.02:43
そして主人公ムルソーの母親の通夜
もともとムルソーとその母親は二人暮らしだったのですが ながいこと一緒に暮らしているせいかムルソーと母親はほとんど口をきかないで暮らしていました。 それにつけて母親の病気になってしまい ムルソーは働きながらも母親の看護につとめたのですが経済上の理由から母親を遠く離れたところにある養老院に入ってもらわなければならない状況になりました。 養老院に母親に入ってもらうということは ムルソーにとっては経済的な面で、 母にとっては同年代の友人ができたという面でよい結果をもたらしました。 最初の頃は毎週日曜日に遠く離れた養老院へ何時間もかけてバスのチケットを買い、またバスから降りてから歩いて...... と頻繁にお見舞いに行っていたムルソーですが月日が経つにつれしだいに足も遠のいていきました。 離れて暮らすようになり3年 そしてムルソーの年老いた母親の死 主人公ムルソーはお見舞いも満足にしてあげられなかったことにも来なかったことを、 何かの言い訳で取り繕ったり 母親の死がムルソーには自然なこととして受け入れられ、苦痛を与えなかったことを隠す為に(世間体などを気にして) 悲しむふりをしたりはしませんでした。 異邦人 パート6へ PR
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と言うものに見えるが、内容はシビアな生活がもたらした厳しい現実。
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