自分はこのブログ
”つとむの部屋”で
いつもブルーズについて
"四辻の悪魔伝説”
などと称して偉そうにいろいろとごたくを並べているのですが
現在の自分の状況というと..........
まあ自分なりに解釈して言えば
自分がうどん屋さんの経営者の何人かの一人として店を出店していて
その、うどん屋で自分が
「蕎麦もだしてみてもいいんじゃないかな、いやいっその事みんなで運営しているこのうどん屋を蕎麦屋にしよう!!」
なんて言っているようなものだと思います。
以前、博多を代表するブルース・ドラマー
永田氏のお宅にて
飲み会があった際、バンドの練習の帰りか何かで、たまたまギターを持ってきていたので
自分の覚えたてのブルースの曲を
永田氏の前で披露したところ
「ちょっとちがうばい.......
この曲はけっこういろんなバンドがライブでカヴァーしよるけどリズムのとりかたが違う。
この曲の16ビート.......
あっ16ビートって言っても白人の
ツクツクタカツク、ツクツクタカツクの16ビートやなくて
ドンドコタットコ、ンパ....
のほうばい。
このリズムはもともとはアフリカのほうのリズムで人間の身体が自然に動き出すようなリズム。
よくこのリズムを履き違えて演奏しよるバンドがおるけれど
あ~やらかしとうばい!!
っていうか
やってしもうとるばい!!
っていう感じやね。」
と指摘され
ギターでどうやったらその身体が自然に動き出すようなリズムを出せるようになりますかと永田氏にお尋ねしたところ........
「それは
黒い音楽を聴くこと
黒に染まること
黒い音楽をずっと聴きよったら
耳垢がスーっと取れたように耳がよくなる
そして黒い音楽しか聴けんようになる
ほんと耳垢が取れたようにスーっとねスーッと.........」
と、永田氏も自分もだいぶ、というかかなり酩酊していたので永田氏ご本人も覚えておられるかどうかわからないのだが
この言葉は妙に説得力があった。
もともと自分はホワイト・ブルースのお上品なギターの音色が嫌いで
特にストラトのハーフトーンを多用する教科書のお手本のようなプレイのギタリストや
なんかエフェクティブな音色の、カウボウイハットで有名で短命だったギタリストなどホントに大嫌いだったのであらためて聴いたりとかはしていないのですが
今年に入ってから特に黒い音楽しかまともに聴いていないせいか
なぜか自分はその結果
ジミヘンが聴けなくなりましたね
つづく
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